Old StormLantern は、現在準備中です。

vlo_olv works as... Alte Sturmlaterne

Blog

2018/04/17 16:51

世の中の灯りがオイルランプ全盛だった18世紀ごろ、平芯を使用しているオイルランプ業界(そんな業界があるかわかりませんがw)では、芯のカットの仕方(カットの形状)について、「どの形状が最も明るく美しいのか」各流派入り乱れての大論争となっていました。。。


か、どうかは今となっては知るよしもありませんが、StormLanternもこの平芯オイルランプ業界の一員である以上、やはり「芯のカット」について触れておかなければなりません。

まず最初にお断りしておかなければならないことは、私の立場といたしまして、どの流派(形状)が一番良いのかを断定することはせず、
「この様なカットの仕方がありますよ」とご紹介させていただくことに留めさせていただきます。
なぜなら、芯幅、芯の厚さ、バーナーの種類 等の諸条件によって異なる点と、使われる方それぞれの「好み」がございますゆえ。
また、ストームランタン内の空気の流れ方によって炎の形が歪んでしまう時に、芯をカットすることによって多少修正が可能になります。

●代表的な流派(カットの形状)

1. フラット・・・まっすぐにカットされている形状です。一般的に幅の広い炎となります。バーナーによっては炎の両端が高くなります。この形状を基本として、どの様な炎の形状にしたいかを考えると良いです。

2. 1トップ・・・三角形に両角をまっすぐに切り落とす形状です。切りおとす角度、センターにフラットな部分を残す等のアレンジが可能です。最も尖がった形の炎になります。あまり尖らせすぎますと、炎の先端から煤が出やすくなります。

3. ラウンド・・・両角を丸く切りおとす形状です。2ほどの高さではないですが、丸みのある炎となります。

4. 2トップ・・・一般的に巾のある芯で用いられる形状です。どんな形状の炎になると思われますか?(実は私も未経験ですw)

是非、色々と試して頂き、お気に入りの炎の形状を見つけてください。